ネット上で情報をクリッピングする整理術

これまで紙の京大式カードB6版を使ってやってきましたが、増え過ぎて破綻しそうになってきたので、インターネットに場所を移して実践してみます。

検索できるようになるのはメリットだと思うものの、持ち運びができない、一覧や並び替えが難しいなどのデメリットをどう克服するかが今後の課題でしょうか。

梅棹サロン

もう随分と前のことになりますが、著書「知的生産の技術」を読み、それを思い出して改めて手に取ったこと、そして、たまたま同郷(京都市出身)だった。

梅棹忠夫が同僚や教え子を招いて開いていたという座談会 梅棹サロンの会場だった旧邸は現在、「ロンドクレアント」というギャラリーとして活用されています。

※生誕100年にあたる2020年には写真展も開かれていたようですね。

実際に入ってみて、「ここでカードが考案され、論文や原稿の執筆のためにカードを繰っていたのか」と思ったものです。

一般に公開するため、梅棹サロンの会場だった居間をギャラリーとカフェにする折に手直しされていますが、大掛かりな改築はされておらず、間取りなどは当時のままとのこと。

※今後は、梅棹忠夫に関連する情報にも触れていきたいと思っています。

カード型データベース

梅棹が提唱したカードを使った情報の分類・整理術は、カード型データベースの原型というところでしょう。

これを商用ソフトウェアの形で販売したり、パソコンの純正ソフトとしても一時期はバンドルされていましたが、現在は廃れてしまった状況にあるので、端的に言えば「使いづらい」ということなのでしょうね。

というよりも、進化してリレーショナルなデータベースが一般的となり、使われなくなったと言うべきか。

個人としては面白いと思っているので、このサイトでは主要テーマの一つという扱いです。

※実はこのページも、太文字の見出しごとに情報カードとして書き出して、縦に並べて表示する「カード型データベース」で構成しています。

情報カード

使いやすいようにオリジナル品として梅棹が文具店に発注したという経緯があり、著書「知的生産の技術」で取り上げたことから一般に広まっていった。

※情報カードは当時、情報を整理するための文房具として海外から輸入されていた様子。

再び京大式カード

2019年も終わろうとする頃から、京大式カードをまたもや買い求め、使い始める。

Webのクリッピングなどは、やっぱりネット上でやるに越したことはない。

一方で、考えをまとめるためのメモという意味で、何度も繰ったり、並べ替えたりといった手元に置いて使う点で、紙というのは使い勝手がいい。

原稿はパソコンに入力するのに、B6版カードを使うという手法は「二度手間」ではあっても、カードをキーボードの横に置いて、チラチラ見つつ打ち込んでいくというスタイルが性に合っているのかも知れない。

現状では、筋立てについては京大式カードに書き記し、原稿の下書きはパソコンやスマホで打ち込むというハイブリッドな使い方に落ち着いています。

一旦は枚数が増え過ぎて破綻しそうになったのに、「並び替えが容易」という点で京大式カードは優れている。

これだってメモアプリでも難なくできる作業なんですが、ソファに座って、あ〜でもない、こ〜でもないと思案しながら並べ替える作業には、紙のカードが最適ですね。

メモアプリ

京大式カードポストイット 付箋と移行して約2年ほど、枚数が増えてきたところで整理が不可能になって破綻。

次にMac純正のメモアプリやiPhone / iPadのアプリなどを試してみることにして、ここに書き上げたらきりがないないほど使い、最後に知的生産ツール Notionにたどり着いたものの、ここでも問題が…

※蓄積→再利用という点では申し分なく、とても使いやすい。

ただ、この頃は外部に公開する機会が増えてきて、公開・非公開の切り分けが必要になったことで、ここでも「整理の手間が発生」し、それが煩わしくなった。

※Notionには外部に公開する機能もあるので、限られたページのみを公開するという使い方なら、ツールとしては断然おすすめ。

ポストイット 付箋

使いづらく感じ始めた京大式カードの次に試したのが、ポストイット、付箋。

いくつかの色を使い分けてカテゴリーのようにも整理できる。

張り替えが簡単なので、ノートなどに時系列もしくは記述順に並べるのも有効だったけれど、京大式カードのように箱に収納することができない。

ポストイットは「情報の整理には便利」だが、「蓄積して再利用という点では不向き」

京大式カード

さっき調べてみたら、2010年頃まで使っていた模様。

止めた理由は、枚数が増えすぎて目的のカードを探すのが困難になり、何より整理するのに手間がかかっては本末転倒だから。

このサイトについて

これもさっき調べてみたら、メモ書きの公開用にロリポップのサーバーを契約したのが2014年。

ポストイットメモアプリに移行する時期あたりで、不定期なら数年は更新していて、その後は長らくそのままにして放置状態だった。

2021年になって、「個人的なメモ」として公開してみようかと思い、復活させてみた。